ohta 2025 S/S

布を切り、紙を切り、木を切り、鉄を切り、野菜を切り、日々楽しく創作生活をしています。
手作りの新しいアトリエの空間と、庭の環境に合わせて面白い洋服作りを目指した時に身体的な部分を大事にしたいなと思いましたので、25SSも大きなテーマは設けず自由に洋服を作ります。

名古屋の伝統技法である、絞り染を施したシリーズは、布を1点ずつ板で挟んだ後、染色することで柄を作っています。洗い後の自然なシワも良い雰囲気です。細番手の綿糸で組織したチェック柄のシリーズは、ワッシャー加工を施すことで、自然なシワ感を与え、気持ちの良い風合いにしてあります。木の柄のシリーズは、自宅の近くに生えている木肌にクレヨンで描いた模様を合わせて構成しております。